日本アニメーションの次世代を担う才能、伊藤智彦監督。
『時をかける少女』『サマーウォーズ』で助監督を務め、
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- 』を興行収入25億円の大ヒットに導いたのは記憶に新しい。
未来やテクノロジーへの深い造詣と確かな演出力を持ち、
今最も長編アニメーションが期待される伊藤監督の最新作『HELLO WORLD』は、
脚本に小説「バビロン」シリーズ、「正解するカド」の鬼才・野﨑まど、
キャラクターデザインに『けいおん!』の堀口悠紀子という傑出した才能が集まり、
新時代の幕開けにふさわしい“新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー”に仕上がった。
制作を手掛けるのは『楽園追放 -Expelled from Paradise-』のグラフィニカ。 声優陣は、北村匠海、松坂桃李、浜辺美波という今最も旬な三人が牽引する。 それぞれアニメーションファンとして知られ、 実写でも繊細且つ鮮烈な青春・恋愛を見せてきた彼らだからこそ描き出せるドラマ感で作品に命を吹き込む。 音楽は2027Soundという、未だかつてない実験的なアプローチに挑戦。 まさに新世代アニメーションに相応しい音楽的アプローチが、 本作に心地良くも鮮やかな彩りを加えてくれる。
京都に暮らす内気な男子高校生・直実(北村匠海)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。
ナオミによれば、同級生の瑠璃(浜辺美波)は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになる。